政倫審で安倍派の4人の幹部が弁明し質疑を行うこととなっているその日に、同時並行で予算委員会の集中審議を行い予算案の採決までーーそもそも信じがたい提案をしてきた自民党ですが、今日はその下で異常な国会となっています。
政倫審は予定通り午前9時にスタート。しかしその政倫審を踏まえず、採決前提の予算委員会は進めることはできません。立憲が予算委員長解任決議案を提出し、開かれず。
午後1時に衆院本会議で解任決議案が扱われ、歴代最長となる3時間近い趣旨弁明を経て討論、採決が終わったのが午後5時。普通なら、予定していた議事は週明けとすべきですが、政倫審と予算委員会を並行して再開。このままいけば5時間の集中審議が終わるのが20時半かと思われましたが、財務大臣不信任決議案が出され中断。
22時から衆院本会議で不信任案が扱われます。
すべては、なにがなんでも明日中に予算案の衆院通過をねらう岸田首相の意向によるもの。参院自民党はこれを踏まえて月曜日から参院予算委員会での審議入りも諦めていないようです。
しかしそうすると、今夜は徹夜で国会、土日の間に参院予算委員会の理事懇を行い、質問通告とレクも必要に。このどこが「働き方改革」なのか。
説明責任を果たそうともせず、疑惑にふたをし、闇に紛れて乱暴に押し進めるなど言語道断です。
今夜は国会前に、#さようなら自民党政治 を掲げて多くの人が駆けつけました。思いを共有し、声を上げたい。