沿線住民ら738名が原告となるストップ・リニア!訴訟が第1回期日を迎え、報告集会が開かれました。各地から約250名が集まり、東京地裁の一番大きい法廷は満席で入りきらなかったとのこと。
私は議員会館での報告集会に参加。
国が行った工事認可の取消しを求める裁判。被告は国ですが、早速今日、JR東海が補助参加してきたとのこと。そもそもリニアはJR東海が自前の事業として進めてきたので、実態をよく把握しない国が参加を呼びかけたのかも知れません。国の答弁は、原告適格を争う入り口の話だけで、中身については認否すら明らかにしていないそうです。
整備新幹線の要件を満たさず必要性がなく、ずさんな環境影響評価で自然環境と生活環境を壊そうとするリニア建設を止める、法廷でのたたかいが本格的に始まりました。
共産党から衆院の穀田恵二さん、本村伸子さんが代表してあいさつ。穀田さんは、「訴訟と財政投融資、二つの点で新しい段階に入った」と発言。裁判所でも国会でも、今世紀最大の大型開発であるリニアが、いかにいい加減に進められようとしているかを明らかにし、公的資金の投入はもちろん、リニア計画そのものを止めることが求められています。
私も臨時国会で力になりたい。