山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2016年9月29日

国会論戦がはじまりました!

本格的に始まった国会論戦。昨日は衆議院で、今日は参議院で日本共産党の代表質問が行われました。

衆議院での志位さんに続き、参議院では議員団長の市田さんが登壇。25分の質問時間は今回の選挙で躍進した結果得られたもので、久しぶりとのこと。私にとっては、議員席で初めて聴く共産党の質問となりました。
安倍首相が所信表明演説で一言も触れなかった安保法制=戦争法の問題、28兆円ものバラマキ「経済対策」、介護保険での大幅な保険外しの切り捨てという「国家的詐欺」、関税撤廃で国内農業が壊滅的な影響を受けるなか急ぐというTPP協定承認、働くルールを破壊する「働き方改革」、沖縄、原発、そして憲法改定と、安倍政権のうそとゴマカシをあらゆる角度で追及するものでした。声援と拍手が自然と出てきます。

ところが安倍首相、まともに答えない。
聞かれたことに答えず聞かれていないことをたくさんしゃべる、都合のよい数字を並べ、あるいは答弁でもゴマカシ。
例えば福島第一原発の汚染水について、凍土壁が凍らず対策がうまくいっていないことは政府の検討会でも指摘されています。ところが安倍首相は、完全にコントロールされているのだと理解に苦しむ答弁。さらに困ると、「批判やご指摘は全くあたりません」と、これまた根拠もなく開き直り(しかもこのセリフの時は原稿から顔を上げ質問者の方を向く)。

批判に耳を傾けない安倍政権の姿勢は、別の形で明らかに。
衆院TPP特別委員会の自民党理事がTPP協定の承認を「強行採決」でやると発言。直ちに辞任して火消しのようですが、それにしても審議が始まる前から強行ありきでは民主的な議会運営とは程遠い。こんな政治は、やっぱりもう終わりにしなければ。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160929-00000075-jnn-pol

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