1日、タクシー初乗り距離短縮運賃導入に反対する大行動に参加しました。自交総連東京地連の呼びかけ。写真は私が発言しているところですが、タスキをかけたのは選挙以来かも⁈
現在、東京では2km730円の初乗り運賃を、1.059kmで410円、その後は237mごとに80円ずつ加算する。5kmを越えればむしろ割高でもある。利用者にとっても決して「お得」というばかりではありません。
この運賃制度、タクシー利用者の約3割が2km以内で下車することを考えると、タクシー会社にとっては減収になります。それは労働者の賃金にダイレクトに結びつき、賃下げにつながる。競争激化と労働条件の低下は、稼ぎを得るための長時間労働をもたらし、度重なる高速バス事故の例からも明らかなように、やがてはタクシー利用者の安全をも脅かすことになります。
公共交通の一つであるタクシーは、なによりも安全を優先すべきであり、そのために必要な相応の対価があります。そもそも便利にタクシーを利用するなら、真っ当な対価を支払うのは当たり前のことでもあると思います。安ければよいという時代では、ないはず。
安易な初乗り距離短縮運賃導入を行うべきではありません。
集会後のデモには参加できませんでしたが、心配していた雨も上がった様子でよかったです。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-11-02/2016110203_01_1.html