次の質問予定が決まりました。国土交通委員会で、リニア中央新幹線への公金投入のための法案について問います。

参院選後に安倍政権が打ち出した経済対策の一環。これまでJR東海が全額自己負担でやると言っていたのを一転、大儲けしているJR東海に3兆円もの財政投融資で貸付けを行うものです。政府はこの間、これは経営支援ではないのだと釈明してきました。しかし、30年にわたり元本の返済を求めず、超低利の固定金利となれば、民間では得難い条件です。国交省の試算でも金利負担で5000億円、JR東海は負担を軽減されるといいますから、経営支援以外の何物でもない。

今世紀最大の大型開発といえるリニアそのものが大問題です。
未確立で安全性に疑問のある技術、採算性も不透明、自然環境と住環境を破壊。残土の置き場も定まっていません。
東京大阪間を67分で結ぶ計画ですが、飛行機でもないのにそんなに急ぐ必要があるのか。全線の86%がトンネルです。湘南の海に富士山、浜名湖、伊吹山を眺める東海道新幹線と違って、窓の外はほとんど暗がりでしかない。

リニア中央新幹線は、中止すべきです。
そこへ国民負担となりうる公金を入れるなどもってのほか。徹底審議を求めます。

以下は質疑の予定です。傍聴をご希望の方は、国会議員団東京事務所（03-5304-5639）までご連絡ください。

日 程；11月10日（木）
参考人質疑；10時から12時5分
＊私の質問は11時15分から11時25分
法案質疑；13時から16時
＊私の質問は14時45分から15時

なお、直前の変更もあり得ますのでご了承ください。