山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2016年11月28日

与党の会期延長に道理なし

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与党が12月14日までの国会会期延長を議長に申し入れ。「議案の審議状況に鑑み」とのことです。
発効の見込みすらないTPPに、強行採決したばかりの年金カット法案を通すための延長案であることは明らか。

14日間といっても、法案審議ができる時間は限られます(参議院では常任委員会の定例日は火曜と木曜)。たとえば年金カット法案をこの国会で通すのなら、厚労委員会での審議はせいぜい3,4日しかしないということに。国会審議を「何時間やっても意味がない」などと述べる安倍首相の態度からすれば、日程ありきで強行採決が織り込み済み。
あまりにも身勝手で、延長はとうてい許されない。野党4党は一致して反対の姿勢で臨んでいます。

こうした状況を受け、明日予定されていた参議院の委員会審議も中止に。私も国土交通委員会で道路運送法改正案の質問を予定していましたが、なくなりました。

安倍政権の国会私物化はひどすぎる。

写真は、少し前の国会周辺。昨日の雨で、今朝はかなり葉が落ちていました。

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