地方のローカル線廃止が問題となるなか、3月4日一部復活を遂げた路線が。広島県の可部線。可部ーあき亀山間の1.6kmですが、2003年に廃止となった可部ー三段峡間の一部を電化・復活させたもの。JRの廃止路線で一部とはいえ復活するのは初めて。

総事業費27億円。「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」により、国が3分の1を、残りは広島市が負担。JR西日本は運行と保守経費をもちます。
廃止の当時から宅地開発が進み住宅が増加していた地域。住民のみなさんの粘り強い運動が実っての復活は喜ばしいですが、安易な廃止ではなかったのかとの疑問もあります。

私は可部までの区間を含めて訪れたことがないのですが、時刻表で新しく延伸となった路線を眺めるのは楽しい。
その一方、同じ地図には来年度いっぱいで廃止が予定される三江線も…