2016年1月8日
ものづくりの一大拠点、墨田区で調査
墨田区で中小企業政策に関する調査活動を行いました。全国で初めて中小企業振興条例を制定したのが1979年。条例制定に尽力された西恭三郎元区議にもお話をうかがい、町工場や中小企業センターを視察。
当時9300あった中小企業がいまは2800あまりに激減。高齢化や後継者不足など問題を抱えながらも、内発的な振興策を粘り強く続けられています。中小企業センターは、零細企業では高くて置けない工業機会を業者に貸し出し。いまでも年間約800件の利用があり、今日も利用者の姿がありました。CAD作図を学ぶ講座なども多数開設されています。
ところがこのセンター、自民党が「節約」のために民間委託に切り替えようとしているそうです。民営化すれば採算が取れない部門はどんどん閉鎖、利用料アップなども併せて、使いづらい施設にされてしまいかねません。