山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2017年5月10日

議院運営委員会で初めての質問

今日は本会議のほかに3つの委員会に出席。長い一日となりました。

議院運営委員会での質問は初めて。政府の人事案で国会の同意が必要とされる役職について、候補者に対して質問するもの。人事院総裁と原子力規制委員長の候補者が参考人として出席しました。
人事院総裁候補には仁比聡平さんが、規制委員長候補に私が質問。

3.11後に規制と推進の分離といいつくられた規制委員会。秋には田中俊一氏が退任し、後任に更田豊志氏が候補とされています。
福島原発事故について、「なぜ言えなかったかと後悔と反省がある」と所信を述べた更田氏。前橋地裁の判決で国の責任が認められたことも問いましたが、これには正面からの答弁はありませんでした。
新規制基準における地震動の評価については過小評価だと批判されています。元規制委員長代理の島崎邦彦氏は、大飯原発の差し止め訴訟のなかで「必要な審査が行われていない」と証言。この意見は重いではないかと問うと、「過小評価とは考えていない」と。

一方、川内原発や伊方原発の差し止め訴訟でも指摘された火山対策の問題では、見直すべき点があり検討中だと発言。重要な点ですが、だったらまずは止めるべきではないか。
今後、対規制委員会の質疑などでもただしていきたい。

この議運質疑、議事録はつくられますが傍聴は不可。写真も撮れないとされています。ただし、院内の中継はされるので、控え室で秘書にテレビ画面を撮っておいてもらいました。

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