山添 拓 参議院議員 日本共産党

ブログ

2016年2月8日

防災は切実な課題

防災についての調査で、墨田区内をまわりました。スカイツリーを近くに眺めながら。

最初に東京消防庁の本所防災館。
無料の体験ツアーもあり、私は暴風雨、都市水害、地震と消火体験に挑戦しました。特に都市水害の体験は新鮮。水深10cm、20cmでも水圧の強さは想像を超え、非常扉が開かない、自動車のドアが開けられない。アスファルトの都会では、処理能力を超えると短時間で深刻な水害に至ります。
「大丈夫だろう」と思わず早めの避難をということでしたが、それには早く正確な情報が伝わる必要も。根本的には、夏の集中豪雨をもたらすヒートアイランド現象の影響を弱める方策も求められます。

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関東大震災で大火災に見舞われた下町地域。家財道具をもって大勢が避難してきたところへ飛び火し、数分で3万8000人もの人々が亡くなった悲惨な経験も…
大火災の教訓から、70年代に革新都政の下で建てられた防災住宅や、住宅密集地帯での防災まちづくりの様子などもうかがいました(もう止めてしまうそうですが)。

東京都の調査では、防災にかんする要望は常に上位。「防災」名目でいらない道路をつくろうとしていますが、やっぱりお金の使い方が間違っている。

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