今日は目まぐるしく動きのある一日でした。蓮舫代表が辞意を表明。そのニュースに驚いていると、今度は稲田防衛大臣が辞任の意向を固めたとの報道。
稲田氏の辞任は、当然のことですがあまりに遅い。ご本人、日報隠蔽問題で監督責任をとるといわれますが、陸自幹部の発言との食い違いが浮き彫りになるなか、稲田氏自身が隠蔽にかかわった責任が厳しく問われています。「監督責任」という表現には、あくまで自らの直接責任を否定するという響きがあります。正式な発表ではどのように語るつもりか。
明日、特別防衛観察の結果が発表されるといいます。これを受けて、閉会中審査も必要です。その時、渦中の稲田氏には、逃げずに国会に出てきていただく必要があります。
併せて、とうとう罷免できずにきた安倍首相の任命責任も、決して免れるものではありません。教育勅語を天まで持ち上げ、虚偽答弁をしゃあしゃあと行い、「戦闘」を「衝突」と言い換えはばからない。考えてみれば、これらいずれも安倍首相譲り。やはり、改めて安倍首相にも国会で語っていただかなければならない。そして、稲田氏に続いてお辞めいただくしかない。
アベ政治に終止符を打つことは、もう待ったなしのところに来ています。そのためには、市民と野党の共同が欠かせない。本気の共同が勝利を導くことも、私たちはこの間経験してきた。市民の声で政党を動かしてきたこの2年の歩みを噛みしめ、ねばり強く進めたい。