山添 拓 参議院議員 日本共産党

ブログ

2017年10月2日

東京11区、小堤あづまさんと訴える

板橋区で東京11区の予定候補、小堤あづまさんと訴えました。連日若手どうしの宣伝。
若者の生きづらさに寄り添い、声を集め政治にもはたらきかけてきた。ちょっとひょうきんなところもある、私の高校の後輩です。京都にいた頃にはお互い知る由もなかったのですが、東京で一緒に活動する仲間に。こんなに誇らしいことはない。

街頭演説中、初老の男性が通りかかり、花壇に腰を下ろし聞いてくださる。終わって握手にまわると、「共産党は北朝鮮がミサイルを撃ってきたらどうするんだ?」とおっしゃる。
私「そうなったら防ぎようがないので、撃たれないようにすることが必要ですね」
男性「いや撃ってくる。撃ち落とすしかない」
私「しかしその技術はありませんね」
男性「だからミサイル防衛技術をもっと開発しないと」
私「それはいたちごっこになりますね。開発競争になるでしょう」
男性「共産党は撃たれたらおしまいと言うのか。それなら、そう言わないと」
私「撃たれないようにするしかないと思っています。そのために対話が必要だと訴えています。核兵器禁止条約の交渉会議に参加するなど党としても外交努力をしています」
男性「そういうことはみんなに知られていない…」

結局平行線ではありましたが、安倍政権の下で、この男性と同じように考える方も多いのかも知れません。だから安保法制でありミサイル防衛であり、ナメられないための抑止力だと…
しかし、本当はこういう状況だからこそ、問いかける必要があります。武装を強めて威嚇して平和はもたらされるのか、そのどこに解決の道筋があるのか。開発を続けたところで、ミサイル防衛が失敗に終わることもあるでしょう。核戦争になったとき手立てなどあるのか。だいたい果てしない軍拡競争に進むほど、私たちの国は経済的に余裕があるのか。

9条に掲げる武力によらない平和を捨てるのか、武力に頼る平和を選ぶのかが問われています。私は断じて、その道を選んではならないと考える。

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