2日は夕方からいわきへ。私が所属していた福島原発被害弁護団の原告団・弁護団合宿に顔を出させていただきました。
この日は川俣町・山木屋の原告団による第二陣裁判の第一回期日。2時間の意見陳述ではパワーポイントも使って続く被害の実情を訴えられたそう。仙台から参加されていた弁護団メンバーが、「仙台地裁では考えられない」と話しておられました。12年12月から始まった福島地裁いわき支部でのたたかいのなかで、裁判所や東電との間でも、被害者である原告の生の声になるべく多く耳を傾けるべきだという関係を築いてきたのだと思います。
先行する第一陣が10月に結審、来年3月判決の見通し。福島地裁本庁での生業訴訟は今年10月に判決を迎えるなど、原発事故の被害賠償をめぐる状況は大きく動いていきます。
一方で安倍政権は、着手したエネルギー基本計画の見直しで相変わらず原発依存を変えない姿勢。40年モノの再稼動や新規増設も前提とする計画が温存されかねない。
運動、裁判の動きを国会とも結んで、被害救済と現状回復の徹底のために、私も力を尽くしたい。
原告団や弁護団のみなさんとの交流は久しぶりで、古巣に戻ったような安心感がありました。「いつ弁護団に戻ってくるの?」とも言われて恐縮しましたが(笑)
写真は、私が元いた東京法律事務所から弁護団に参加しているみなさんと、勝利を期したガッツポーズで。