内閣「改造」後の世論調査、内閣支持率がいくらか回復するも、広がる不信感は決して拭われない。
不支持理由としては「首相が信頼できない」が56%で最も多い(共同通信)、安倍内閣への「期待が高まった」はわずかに19%(毎日新聞)、加計疑惑について安倍首相が「十分に説明していると思わない」が79%(NNN)、等々。
疑惑の中心、暴走の先頭に立つ安倍首相が居座っているのだから、世論が簡単に変わるはずがない。小手先の改造で疑惑隠しなど、甘い!
その安倍首相、「一つひとつ結果を出していきたい」という。いやいや、この政権にこれ以上「結果」を出してもらっては困る。異論や反論に耳を傾けず、「結果」ありきで進めてきたのが、強行に次ぐ強行の乱暴な政治ではなかったか。民主主義のプロセスを捻じ曲げて、お友だちの利益のための「結果」ありきで政治を私物化してきたではなかったか。
「結果」のために民主主義を壊すのはもうやめよ。
これから安倍政権が狙うのも、残業代ゼロ+過労死ライン容認、辺野古新基地建設に原発再稼動、そして9条改憲で戦争する国づくり。安倍政権が目指すのは、いずれも「結果」を出してもらっては困るものばかりだ。
やはり、解散・総選挙ではっきりさせるしかない。市民と野党の共同で、政治を根本的に改造する結果を示す、総選挙を!