「要綱で暴力革命の方針を廃止していない」とのテレビコメンテーターの発言は、「閣議決定に基づくものだった」という謝罪になっていない謝罪で収拾がつくどころかデマが拡大され、官房長官が「その認識に変化はない」と答え政府の異様な姿勢が際立つ事態に。
「暴力革命の方針」なるものは、日本共産党としてこれまで掲げたことがなく、党の綱領にもなく、先日の中央委員会総会でも明確に否定しています。
閣議決定も、公安調査庁の「認識」が示されているだけで根拠は挙げられていません。
そんな方針はないと当事者が明言し、根拠もないのに、公安が言いさえすればそれが政府の認識になるというのでしょうか。日本政府は、そんな曖昧な疑心暗鬼や妄想で政権を運営しているのか。そのために公安調査庁を維持し、予算も人手も貴重なリソースを費やすというのか。
先日私がうかがった高崎での街頭演説のように、大音量で妨害を仕掛ける乱暴な集団は野放しにしておくのに、選挙で政権交代をと訴える側はなぜ「暴力革命方針」の認定なのか。
結局、日本共産党を排除したいという結論ありきとしか考えられません。それは民主主義と言えるのか、理性的な政治と言えるのか。
「ひるおび!」でのコメンテーターの発言について多くの方が声を上げ、他の野党からも疑問が出されています。そのことにとても勇気づけられます。権力が抑え込むことができないほどに、時代は変化してきている。市民の力が、変化させてきている。
https://www.jiji.com/sp/article?k=2021091400869&g=pol&fbclid=IwAR1KsSqqzSFiWkzDT_Z2U-F0GCYTaGQmoi7_zIngN0p-xJYhiokCvL490tA