2016年6月8日
東大生との対話
東大生のつどい「経済にデモクラシーを 共産党の公約をきく」にお招きいただき、エキタスから参加の原田さんとともにお話しました。母校でもあり、目黒区駒場のキャンパスは懐かしい。が、写真のとおり、どデカイ立て看板に驚きました。
今度初めて選挙で一票を投じるという方がほとんど。私は学費や奨学金、ブラックバイトのことなどで政策を話し、原田さんからは最低賃金1500円を目指すエキタスの運動の原点と経過が語られました。
学生のみなさんからの質問
「実質賃金を上げるにはどうすればよいのか」
「安倍さんはなぜ戦争法を使いたいのか」
「給付奨学金をつくれば学生の負担はどのように変わるか」
「理系で政治のことはわからないが、国会議員にはどういう人がなっているのか」
対話があり、面白かったです。原田さんが、「最初に最賃1500円を掲げた政治家が山添さんで、嬉しかった」といってくれたのも、嬉しい。
野党共闘についても話をというリクエストがあり、昨年来の経過をレジュメを使って話してみました。話しながら、こんなときもあったなあとなんだか懐かしくさえなります。特に、共産党が「国民連合政府」を提案した昨年9月から、今年2月に野党間で安保法制廃止を目指す合意ができるまでは、いかに長く感じられたか。6月1日には、野党間で参院選に向けた共通政策を合意するまでに至り、政治を変える道筋が見えつつあるところまできました。
初めての選挙をこんな情勢で迎えるのは、楽しいだろうなと思いきや、企画が終わってから話すなかで、こんな声も。
「政治について知識がない自分なんかが投票してよいものかと思う。そういう学生が大半」
アベ政治の本質と、それに代わる政治の展望を、もっと伝える工夫が必要らしい。