気候危機打開へ、街頭宣伝を行いました。

今年、東京で35度以上の猛暑日は過去最多の16日。各地で記録的豪雨も相次ぎました。世界的にも、北米やヨーロッパで高温が続き、インドでは異常な熱波。氷河が溶け出しパキスタンで国土の3分の1を襲う洪水を引き起こしました。かと思えば、中国では記録的な干ばつによる被害も。

気候危機は、将来の問題ではなくいま目の前にある課題です。

岸田政権は、「カーボンニュートラル」「GX（グリーントランスフォーメーション）」など口ではいうものの口先ばかり。

2030年の温室効果ガス排出削減の目標の低さも、石炭火力発電に固執し続ける姿勢も、とても先進国の責任を果たすものとは言えません。

ましてやこの間、エネルギーの「安定供給」を盾に、原発の再稼働、新増設へ舵を切ろうとしています。福島事故を忘れたつもりか。最高裁が国の責任を否定したのをいいことに、原発回帰が強まっています。

だいたいエネルギー価格の高騰が深刻な影響を及ぼすのは、石炭や石油、エネルギーの海外依存度が高いせいです。再エネ拡大を怠ってきた責任を棚上げに、値上げだ、節電だ、原発だと煽るのは笑止千万です。

日本共産党の2030戦略は、省エネ、再エネで排出削減6割をめざすもの。

地域も地球も持続可能な未来のために、政治の姿勢が問われます。

主催は日本共産党東京都委員会の気候危機打開対策委員会。都議の里吉ゆみさん、米倉春奈さんとともに訴えました。