2022年11月1日
外交防衛委員会で質問しました
外交防衛委員会で質問しました。
山梨県上空で繰り返し目撃されている米軍機の空中給油。井上哲士さんが3月から繰り返し追及してきましたが、防衛省は「米側に確認中」と逃げ回っていました。10月25日、ようやく米側が空中給油の事実を認め、防衛省が山梨県に伝えたといいます。
2016年12月に米海兵隊のオスプレイが空中給油中に名護市の浅瀬に墜落し大破する大事故がありました。その際、「空中給油訓練は陸地上空では行わず、海域の上空で行うことを確認した」というのが、当時の稲田防衛大臣の答弁であり、安倍元首相の答弁でもあります。
確認に反するではないかと問うと、「海域で行うこととしたのは『空中給油訓練』であり、今回は訓練機に対する『空中給油』と聞いており問題ない」と開き直る答弁。この説明のために、米軍と7か月も調整して回答を避け続けてきたと思われます。そして今度は、「空中給油は当然」と言わんばかりの浜田防衛大臣。いったいどこの国の政府なのか。
後半は、統一協会との癒着が露わになった井野防衛副大臣、山田外務副大臣に質問。
井野氏は、自身の後援会「俊世会」(井野俊郎の「俊」と世界平和統一家庭連合の「世」)が統一協会関係者で構成されていることを「数年前から認識していた」と答弁。知りながら、副大臣に任命後もそのままにしてきたことになります。
山田氏は、自民党の自主点検で報告しなかった理由について、「なんらかのものには署名したという認識だったがわからなかった」と苦しい弁明。
お二人とも、これらの事実が任命前に明らかであれば、副大臣にはなれなかったものと思われます。