2022年・第210臨時国会
- 2022年11月1日
- 外交防衛委員会
空中給油は日米合意違反 防衛相は開き直り/統一協会 接点「数年前から認識」井野防衛副大臣、辞任は拒否
○山添拓君 日本共産党の山添拓です。
山梨県甲府市上空などで、今年三月二十三日、米軍機が空中給油訓練を行う様子が住民により撮影されました。当委員会でも我が党の井上哲士議員が繰り返し指摘してきましたが、防衛省は、五月の時点でも米側に確認中という答弁に終始しました。十月四日、山梨県が文書で要請したのを受け、ようやく二十五日、南関東防衛局が県に対して事実関係を報告しました。指摘されていたとおり、三月二十三日、山梨県上空で空中給油を実施したというものでした。
防衛省に伺います。
なぜ、確認に七か月も掛かったのですか。
○防衛省 地方協力局長(深澤雅貴君) 本件につきましては、米軍の運用に関するものでありますけれども、本年三月以降、在日米軍司令部との間でやり取りを行いまして、山梨県上空における飛行の事実関係だけではなく、在日米軍が実施している空中給油の実態も含めて照会を行い、十月に対外的に御説明する準備が整ったところであります。
○山添拓君 ところが、三月以外のほかの機会にも目撃された情報などについては全然確認されていないんですね。
南関東防衛局は山梨日日新聞の取材に対して、内部で回答内容を調整していると答えたと報じられています。一体何を調整していたんですか。
○政府参考人(深澤雅貴君) お答え申し上げます。
三月二十三日以外の事実関係等も含めて今般確認を行ったところ、米側からは、三月二十三日に山梨県上空で空中給油を実施したと。運用上の所要に基づいて行ったものであり、具体的には東富士演習場において訓練中の米軍機を支援する必要性から空中給油を行ったものであると。なお、その他、個別の空中給油については、一般にはその有無を含め、運用上の観点から逐一答えないとの回答があったところであります。
○山添拓君 その点は後から伺います。
二〇一六年十二月、米海兵隊のオスプレイが空中給油中に給油ホースがプロペラに接触し、名護市の海岸浅瀬に墜落、大破しました。米軍は原因調査の継続中から訓練を再開し、それ自体、大問題となりました。同時に、その際、日米間では、今後とも空中給油訓練は陸地から離れた海域の上空でしか実施せず、陸地の上空では実施しないことを確認したとし、これはオスプレイに限らず全ての米軍機に当てはまると、当時の稲田防衛大臣が国会で答弁しています。資料もお配りしております。
防衛省に伺いますが、空中給油は危険な訓練であるから陸地の上空では実施しない、海域で行うと確認したものですね。
○政府参考人(深澤雅貴君) お答え申し上げます。
御指摘の当時の稲田防衛大臣の答弁でありますけれども、これにつきましては、平成二十八年十二月に空中給油訓練中に発生をいたしました沖縄県名護市沖での米軍オスプレイの不時着水事案を踏まえまして、当時の地方協力局長と在日米軍副司令官との間で緊密にやり取りをし、かつ、事務レベルでも継続的にやり取りを重ねる中で、今後とも空中給油訓練は陸地から離れた海域の上空でしか実施しないこととしており、陸地の上空では実施しないとの認識が確認されたものであります。
○山添拓君 それは、空中給油が危険な訓練であるから陸地の上空ではなく海域の上空でとしたものだと、そういうことでよろしいですね。
○政府参考人(深澤雅貴君) お答え申し上げます。
空中給油は高い技能を要するオペレーションであり、米軍は起こり得る様々な状況を想定した安全対策を講じて実施しているものと承知をいたしてございます。
その上で、空中給油訓練について申し上げれば、米軍は訓練の安全性や教育訓練上の所要を総合的に勘案し実施しているものと理解をしております。
○山添拓君 ちょっとお答えいただいていないんですよ。私はなぜ海域の上空かと聞いているんです。陸地の上空ではなく海域の上空で、それは安全性のためではないんですか。
○政府参考人(深澤雅貴君) お答え申し上げます。
繰り返しの答弁で恐縮でございますけれども、空中給油訓練については、米軍は訓練の安全性や教育訓練上の所要を総合的に勘案して実施をしておるというふうに理解をしているところでございます。
○山添拓君 危険な訓練だから海域の上空で行うこととしたと、それは答えられないんですか。何か答えられない事情があるんですか。
○政府参考人(深澤雅貴君) 繰り返しの答弁で恐縮でございますけれども、空中給油訓練について申し上げれば、米軍は訓練の安全性や教育訓練上の所要を総合的に勘案して実施しているということで理解をしているところでございます。(発言する者あり)
○委員長(阿達雅志君) 速記を止めてください。
〔速記中止〕
○委員長(阿達雅志君) 速記を起こしてください。
○政府参考人(深澤雅貴君) お答え申し上げます。
御指摘の空中給油訓練でございますけれども、これは例えば、専ら空中給油に係る技能の習得を目的とする教育訓練上の所要に基づくものがあり得るというふうに考えてございます。
そういったその訓練につきましては、そういったその訓練につきまして、その訓練の安全性でありますとか教育訓練上の所要を総合的に勘案して実施をしておるということでございます。
○山添拓君 まだお答えいただいていないんですけれども、安全性のためであるということはもうこれ明らかだと思うんですね。
一応伺いますけれども、自衛隊機が空中給油を行う場合も海域上空で行っていますか。
○防衛省 防衛政策局次長(安藤敦史君) お答え申し上げます。
自衛隊におきまして陸地上空での空中給油の実施を規制する規則等はございませんが、自衛隊機等の空中給油訓練及び空中給油は、国外で実施する訓練を除きまして、国内の訓練区域や国外と往復する際の経路上などの洋上で実施しております。
○山添拓君 二〇一八年十二月には、岩国基地所属のKC130が高知県沖で戦闘機に空中給油中に接触し墜落、乗組員六人が亡くなる大事故も起きました。空中給油は、給油機と補給される機体とが速度や距離を一定に保つ必要があり、事故が絶えません。危険だからこそ、米軍も自衛隊も海域上空で行うこととしてきたものです。ところが、今回、米軍は山梨県上空での空中給油を認めました。
大臣に伺います。稲田大臣が答弁した米側との確認に反するのではありませんか。
○政府参考人(深澤雅貴君) お答え申し上げます。
御指摘の空中給油訓練につきましては、先ほども答弁申し上げましたが、例えば、専ら空中給油に係る技能の習得を目的とする教育訓練上の所要に基づくものがあり得ると考えておりますが、そうした訓練につきましては、従来から、陸地から離れた海域の上空でしか実施せず、陸地の上空では実施しない旨説明してきているところです。
また、今般の防衛省からの確認に対し、米側からは、空中給油訓練との説明ではなく、運用上の所要に基づいて空中給油を行ったものであり、そのような空中給油は、在日米軍の運用の柔軟性を向上させ、実効的な対処態勢を確保する上で不可欠な機能を果たすものであるとの説明を受けております。
したがいまして、今般米軍機が山梨県上空で空中給油を行ったことをもって過去の答弁との整合性が取れないとの認識はございません。
○山添拓君 海域で行うことを確認したのは空中給油訓練であり、今回米側が認めたのは空中給油、だからそごはないと、こうおっしゃるんですか。
○防衛大臣(浜田靖一君) 今政府参考人から答弁があったとおりでありまして、運用上の所要に基づく空中給油について問題があるとは考えておりません。
今お話があったように、我々とすれば、海において訓練をする回数というのを、やはり米軍側は訓練として、安全上、要するに訓練をすることによって安全対策をしているわけでありますので、それをすることによって今度はどこで空中給油しても大丈夫なように、そのための海における訓練ということがあると私どもは考えておるわけで、それを運用においてこの米軍が行ったということに対しては問題があるとは考えておりません。
○山添拓君 この答弁は大問題ですよ。
大臣が答弁されたので伺いますが、安倍元総理は、二〇一七年三月十三日の参議院予算委員会で、先般あった事故は、まさに空中給油中に起こった事故、空中給油を行う場合は海上で行うと答弁しているんですね。米軍との確認で、空中給油訓練と訓練機への空中給油が違うなどという説明は当時していないですよ。
○国務大臣(浜田靖一君) 基本的に訓練でありますので、その意味では、その目的は何かといえば、これは事故を起こさないための訓練を行っているということがまず前提としてあるわけでありますので、それを踏まえて運用上でそれをしっかりやるというのは、これは決して間違っていないというふうに思います。
○山添拓君 当時からそういう認識で答弁していたものだと、そう言いたいんですね。
じゃ、伺いますけれども、空中給油訓練は危険だから海上で行わなくちゃいけない、しかし空中給油は安全だから陸上でも構わない、それ根拠でもあるんですか。
○国務大臣(浜田靖一君) それはちょっと話が別でございまして、要するに、海で訓練をするというのは、やはりどこまで限界があるかということをやはり上げていくわけですんで、やっぱりそこでおいて事故を起こさないための訓練をしているわけでありますんで、そこのところの考え方の相違というのは、これはちょっと我々とすれば説明のしようがございませんが、少なくとも、海上で行うことを、訓練を積み重ねることによって事故を回避するというのは、これは当然の考え方だと思います。
○山添拓君 いや、ですから当時区別はされていないんですよ。空中給油訓練か空中給油なのか、区別した答弁なんかされていないんですよ。
じゃ、伺いますけどね、山口県の、あっ、山梨県の上空では、三月二十三日のほかに、三月九日、二十四日、六月二十八日、九月十四日、十五日、十六日、二十二日、今年だけで少なくとも計七回、米軍機の空中給油が目撃されています。
これらは空中給油訓練なのか、それとも空中給油なのか、米側に確認されたんですか。
○政府参考人(深澤雅貴君) お答え申し上げます。
三月二十三日以外の事実関係等も含めて確認を行ったところ、米側からの回答といたしましては、三月二十三日に山梨県上空で空中給油を実施したと、運用上の所要に基づいて行ったものであり、具体的には東富士演習場において訓練中の米軍機を支援する必要性から空中給油を行ったものであると。
なお、その他個別の空中給油については、一般にはその有無を含め運用上の観点から逐一答えないとの回答があったところであります。
○山添拓君 これは区別なんかしていないですよ。運用上の所要だと言いさえすれば、海域上空で行うべき空中給油訓練なのか、それとも政府が陸域も認めたと言っている空中給油なのか、区別のしようがないと思うんですね。これ、危険な空中給油やりたい放題になるということですよ。
しかも、米軍は従来から実施していると言っています。いつからやっていたんですか。
○政府参考人(深澤雅貴君) お答え申し上げます。
今回、米側にその照会をしたところ、各種安全対策を講じた上で従来から実施しているという説明があったものでありますけれども、いつからかということにつきましては、米軍の運用に関することであり、承知をいたしておりません。
○山添拓君 これは、総理答弁も含めて、過去の答弁との整合性が問われる問題です。確認いただき、委員会に報告いただきたいと思います。
○委員長(阿達雅志君) ただいまの件につきましては、後刻理事会において協議をいたします。
○山添拓君 もう一度伺います。
大臣は、稲田大臣とは異なって、米軍機が陸地の上空で空中給油を行うのをお認めになるんですか。
○国務大臣(浜田靖一君) 稲田大臣のこの答弁の中には、当然のごとく、この今のお話にあった訓練というものに対して、こちらでも、訓練というのは陸地で離れた海域で、上空でしかせず、しないということでございますので、我々とすれば、防衛関係の訓練というのは、それこそ安全性をしっかりと確保しなければならないところで訓練をするというのは、これは当然のことであって、我々とすると、この今回の案件とはまたこれは別の案件だというふうに考えます。
○山添拓君 これは開き直りですよ。
資料の二ページ、御覧いただければ分かりますが、東富士演習場において訓練中の米軍機を支援する、そういう空中給油なんですよね。総じて訓練ですよ、全体が。実戦だとでも言うんですか。そうじゃないですよね。空中給油は海上で行うという総理答弁がほごにされて、そのことに抗議すらしない、むしろ当然だと開き直られる。住民の安全が脅かされている問題です。危険な空中給油はやめさせるべきだと指摘をしたいと思います。
井野防衛副大臣に伺います。
しんぶん赤旗日曜版が報じておりますが、井野俊郎後援会、通称俊世会は、副大臣の名前の頭文字と世界平和統一家庭連合の頭文字を組み合わせたものだといいます。
代表の斉藤優群馬県議によれば、俊世会の設立は福満パソコンスクールの福田氏ら統一教会関係者が提案し、会の取りまとめや井野事務所との連絡などは福田氏らがやっているということです。事実でしょうか。
○防衛副大臣(井野俊郎君) 会の発足が誰の提案かまではちょっと私は存じ上げていません。あくまでも、斉藤県議さんの方から、井野さんの国政報告を聞きたいという人たちがいるから来てくれないかという申出があり、その旨、了解といいましょうか、それに従って出席等をさせていただいたということであります。
○山添拓君 福田氏とのやり取りもあって、了解されてきたということですね。
○副大臣(井野俊郎君) 確かに窓口としては福田さんという方が窓口となって、日程調整であるとか場所ですか、そういったものをさせていただいたと思います。
○山添拓君 先ほど、小西議員の質問に、斉藤県議に対して俊世会を解散するよう伝えたと述べられています。衆議院で本村伸子議員の質問にもそのように答えておられます。
いつお伝えになったんですか。
○副大臣(井野俊郎君) 正確な日時等はちょっと私覚えていませんけれども、まあ一週間前ぐらいだったというふうに記憶をしております。
○山添拓君 なぜ解散するように求めたんですか。
○副大臣(井野俊郎君) 私自身、その俊世会の活動自体が全然最近はなかったということもあったので、そんな深い認識はなかったんですけれども、御指摘等がいただいたものですから、改めてそのようにした方がいいだろうということで、その旨お伝えをさせていただきました。
○山添拓君 私は、二十日の予算委員会ではそのことには触れていないんですね。その後、俊世会についてしんぶん赤旗の報道はありましたけれども、なぜそれをもって俊世会の解散を命じなければならないのか。統一教会の関係者が一人二人いることによって、それは全体が統一教会関係の団体だというふうにはならないですね。俊世会というのはほとんど統一教会の関係者で構成されているんですか。
○副大臣(井野俊郎君) 俊世会についての私のまず認識をちょっと申し上げさせていただくと、福田さんという方から、御自身から、福田さんという方が、まず統一教会の御信者ないしはそういう所属している団体等については、説明は私の方ないしは事務所には一切ございませんでした。ですが、斉藤県議さんであったり、周囲の状況といいましょうか、うわさ話とか、そういったもろもろの状況からすると、恐らく関係者なんだろうなと。ただ、その教団内でのどういう立場の方々かということの認識はなかったんですけれども、恐らくそういう関係者なんだろうなというような認識は持ってございました。
その上で、今回、赤旗等の御指摘もありましたし、また、かつ、俊世会という私の国政報告会に来ていただいた方々について、まず私は、どんな方、名前も正直分かりません、私が集めて、声掛けていたわけでもないですし、名簿もいただいたわけでもございませんので、どういう方々が参加していたかも分かりませんし、信者の方が何人いたのかということも分かりません。
そういう中で、赤旗等の御指摘もありましたので、一人でもそういう関係者の方がいらっしゃるんであれば、接点となるような、若しくは疑われるようなことはよくないだろうということでそういうような措置をとったということでございます。
○山添拓君 先ほど副大臣は、統一教会の関係者なのだろうという認識は持っていたとおっしゃいました。それはいつからお持ちだったんですか、俊世会の構成員としてですね。
○副大臣(井野俊郎君) 正直言えば、数年前ぐらいな認識です。
○山添拓君 予算委員会では、単なる支持者だという認識だと御答弁されたんですよ。しかし、後援会の中心メンバーを担っていた方であれば、これは単なる支持者ではないですね。
斉藤県議のフェイスブックでは、十月二十九日の投稿では、俊世会については解散の意思を改めて正式に文書で伝えますとあり、まだ解散されていないことが分かります。岸田総理は、十月二十日の予算委員会で、私の内閣においても、その任命以後接点が見付かったならば、閣僚を始めそれぞれの役を辞めてもらう、辞職してもらう、これは当然のことと述べました。
副大臣は、任命された以後も後援会を統一教会の関係者が多いことを認識されながら存続させてきたことになります。これはお辞めになりますか。
○副大臣(井野俊郎君) 今回の問題発生以降、いろいろな指摘があって以降は、私自身はこの方々、当然、福田さんとも連絡を取り合ったこともございませんし、その関係者と思われる方ともお話ないしは、そういった方々とも連絡を取り合ったことはございません。
ですので、後援会というものが正式にどのような手続を踏まないと解散するのかどうかはちょっと私も分かりませんけれども、そういう意味では接点はないというふうに認識しております。
○山添拓君 解散させようともされてこなかったわけですよ、この間は。
山田副大臣に伺います。
昨年の総選挙前、統一教会の関連団体である世界平和連合から推薦確認書を示され、署名していたことを二十八日、初めて明らかにされました。統一教会との関係を様々確認された際に、推薦確認書についても当然把握されただろうと思うんですね。
自民党の自主点検で報告されなかったのはなぜですか。
○外務副大臣(山田賢司君) ありがとうございます。
自民党の調査の場合において、様々な論点について、項目について調査するようにという指示がございました。その中にまず推薦確認書という存在が私自身になかったというところが大変申し訳なく思いますけれども、ただ、先々週ぐらいに、先週ぐらいでしょうか、この問題がメディア等で取り上げられるようになりまして、で、私自身、海外出張中でございまして、それを事務所の方に確認するようにということで確認をさせました。
帰国は、二十七日に帰国しまして、直ちにその事実関係を再度確認しまして、推薦書に署名しているということが明らかになりましたので、翌日二十八日、発表をさせていただきました。
○山添拓君 私が伺っているのは、自主点検の際にも推薦確認書を結んでいたことは認識されていましたよね、昨年のことですから。
○副大臣(山田賢司君) いえ、推薦確認書という名前なのか何なのかということが分からずに、何かに、何らかのものには署名したという認識はありましたけど、これが話題になって、改めてどんなものに署名したのかということを調査しまして、これ包み隠さず御報告をさせていただいたということでございます。
○山添拓君 何らかのものとおっしゃいましたが、それは御認識されていたんですよ。
外務大臣に伺います。
副大臣は、国家行政組織法十六条五項に基づき、大臣の申出により内閣が任命します。大臣は山田氏を副大臣にと申し出た際、政策協定まで結んでいた事実を御存じでしたか。
○外務大臣(林芳正君) 今、山田副大臣から答弁がありました件については、直接副大臣から御報告をいただいておりますが、それは当然申出の前で、あっ、申出の後でございます。
○山添拓君 知っておられたら副大臣にするよう申し出られたんでしょうか。
○委員長(阿達雅志君) 申合せの時間が参りましたので、質疑をおまとめください。
○山添拓君 大臣がその事実を、政策協定の事実を御存じであったら副大臣にするよう申し出ることはなかったのではないかと私は考えますが、時間が来ましたので今日は質問をしませんけれども、統一教会あるいはそれと一体の国際勝共連合による自民党議員との政策協定は、韓国に本拠を置く団体が自民党を通して内政に干渉してきた疑惑です。自民党としてはもとより政府としても解明が必要であり、個人任せにせず調査すべきであるということを指摘して、質問を終わります。