2022年11月16日
新日本婦人の会 防衛省交渉に同席しました
新日本婦人の会、秋の行動省庁交渉が行われ、防衛省交渉に衆院議員の赤嶺さんと同席しました。
東京、沖縄、神奈川のみなさんなどから、オスプレイの配備撤回や米軍訓練の騒音問題、辺野古新基地建設強行への批判が現地での運動とともに語られました。
オスプレイについて「安全を確認している」と繰り返す防衛省。
しかし、クラッチ不具合の根本的な原因は「米軍も調査中」というのが最近の答弁です。普天間への配備前に「防衛省も独自に調査し安全を確認した」とも強調していましたが、自画自賛するその調査で欠陥を把握できなかったことへの反省はありません。
「まだ米軍から知らされていないほかの欠陥も否定できないのでは」と尋ねると、「なんともいえない」との回答。安全性の担保はなく、米軍から必要な情報を得ていないことを認めたに等しい。
赤嶺さんから、「辺野古新基地建設の原点は普天間の危険性除去というが違う。95年の少女暴行事件を機に県民の怒りが沸騰したのが原点だ。認識を改めるべきだ」「沖縄県で、辺野古容認を掲げて当選した知事がいるか。なぜこんなに民意を踏みにじるのか」と極めて重い問いかけ。
時間を理由に切り上げかけた防衛省でしたが、答えざるを得ず、「ご指摘は認識している」と言うのがやっと。この国の防衛省は、いったい何を守るためにあるのか。