岸田政権が安保3文書改定を閣議決定。

「反撃能力」＝敵基地攻撃能力の保有、軍事費5年で43兆円、そのための増税を含む国民負担ーーどれもこれも、国会でまともに語ろうともしてこなかったもの。閣議決定で勝手に決めることもその内容も、断固反対。

「攻められたらどうする？」と危機感をあおり、不安につけ入り、軍拡が不可避であるかに喧伝されてきました。しかし、大軍拡の先に平和の保証はなく、負担増で生活が壊されます。

しかも敵基地攻撃能力は、集団的自衛権の行使でアメリカとともに使う可能性が最大の懸念。アメリカがこれまで起こしてきた戦争は、ベトナムであれイラクであれ各地の紛争への介入であれ、不法な侵略ばかり。そのすべてに反対できずにきた日本は、今度は敵基地攻撃能力で相手の国への攻撃にまで手を染めようというのか。そんな道を進むことは絶対に許されません。

閣議決定で終わりではない。戦争させない政治のために、力を合わせよう！