山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2023年2月2日

PFAS 国分寺市の東恋ヶ窪浄水場を調査

井戸水からPFAS(有機フッ素化合物)が検出され水道水のための取水が一部停止となっている東京・多摩地域。2019年6月に停止となった国分寺市の東恋ヶ窪浄水場を調査し、地元のみなさんと懇談しました。

発がん性が疑われるPFASは、撥水効果があるためフライパンやレインコートなど様々なものに使われてきたほか、米軍基地の泡消化剤にも使われてきました。

多摩地域では昨年、血中濃度をはかる大規模な検査が取り組まれ、先日その一部、国分寺市などに住む87人の結果が公表されました。アメリカで定める血中濃度の基準を上回って人のが85%。国が全国3地点で行った調査の平均値の3倍でした。原因は水道水だろうとされます。なお、日本では血中濃度の基準値はありません。

地下水を使い、おいしい水道の水だったといいます。地域に長く住む方は、基準値を超える血中濃度の結果自体のショックとともに、自らが親しみ、自慢に思って子や孫に飲ませてきた水が汚染されていたことへのやるせなさ、責任を感じるとお話しでした。

政府は、汚染の実態を明らかにし、健康への影響を見据えた基準を策定し、汚染源の特定を進めるべきです。

今日は国分寺市議の中山郷さん、市議予定候補の金沢がくとさん、都議の斎藤まり子さん、吉良よし子参院議員と参加しました。市政、都政、国政を結んで取り組みます。

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