全国革新懇主催のシンポジウム、「戦争準備の大軍拡はやめろ 平和をつくり暮らしを守る政治へ」でパネリストとして発言。

私の担当は日本共産党の外交ビジョンを語ること。ASEANが進める、地域のすべての国を包み込む対話と協力の枠組みについてお話ししました。軍事同盟という、敵を想定し対立対抗する道ではなく、排除せず対話と交渉ーーこれは、アジア政党国際会議でも確認された、アジアの主流でもあります。

先日、若い世代のみなさんとの会合では、「平和外交というがよくわからない」との声も出されました。どんな問題が起きても対話で解決するという場を用意しておくとともに、枠組みをつくるだけでなく、その方向性を定め努力を重ねる、具体的なビジョンを語っていくことが大事だと思います。

憲法学者の小林節さん、歴史学者の纐纈厚さん、元衆院議員の佐々木憲昭さんが登壇され、全労連議長の小畑雅子さんがコーディネーターを務められました。それぞれお話しを聞くのは久しぶりという方ばかりで、大変興味深く聞きました。

昨日は「平和を求め、軍拡を許さない女たちの会」の院内集会も開かれ、新たに声を上げる方も広がっています。大軍拡を許さない世論を、あらゆる角度から大きくしたい。