山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2023年2月18日

佐賀県唐津市と佐賀市で演説会

引き続き九州にとどまり、今日は佐賀県唐津市と佐賀市で演説会。県議候補でいずれも現職の井上ゆうすけさん、むとう明美さんと訴えました。

「佐賀県のことは佐賀県が決める」といい当選した山口知事。ところが実際は、国が求めるとおりに押し進めようとしています。

オスプレイの佐賀空港配備をめぐっては、「嫌がっていたら国防は成り立たない」と漁業者を脅します。まともな説明はなく、説明の機会すら持とうとせずに来た姿勢に、怒りの声が上がるのは当然です。排水はのりの養殖などへの影響が懸念されます。自衛隊との共用を否定した協定を守らせるべきです。

玄海原発は、すでに使用済み核燃料プールが満杯に。乾式キャスクを使うといいますが、運転中の3号機はMOX燃料を燃やすプルサーマル運転を行っており、その使用済み核燃料を保管する乾式キャスクは開発されていません。廃棄物を半永久的に押し付けることになりかねません。

昨年部分開業した長崎新幹線。佐賀県内もフル規格での整備について「検討はよい」と知事。しかし、在来線の特急でも博多まで約40分。佐賀県にとってはメリットよりコストの負担の方が重くなります。

こうして国の言うがままにお金を注ぎ込めば、くらしの予算はどんどん削られてしまいます。県議会で8割を占める自民・公明の議席では、決して展望が開けません。

井上ゆうすけさんとむとう明美さんの訴えも、実績と政策、そして政治への思いを語り力強いものでした。必ず2議席を。

佐賀のみなさん、雨のなかありがとうございました。

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