参議院予算委員会は今日で3日目が終わりました。

2日の小池晃さんの質疑は、沖縄をはじめ全国各地で進められる弾薬庫の整備や駐屯地の「強靭化」について、事実を示しながら迫るもの。随所で委員会室も湧きました。

政府は、長射程ミサイルを配備する先は「決めていない」と誤魔化し、「スタンド・オフミサイル等」の弾薬庫と明記した資料を出しながら「なにを置くかは決めていない」と言い逃れ、予算案の国会提出前から「強靭化」工事のためにゼネコンを集め説明会を開いたことも問題ないと開き直る。

ミサイルを大量に配備する弾薬庫などは真っ先に攻撃されるーーリスクが高まると指摘すると、自民党席からは鼻で笑う声が。政府と与党のこうした態度は、この間の特徴でもあります。

夜のNHKニュースではインボイス中止を求めた場面を紹介。中小事業者やフリーランスにとって実質的な増税となり、その負担を懸念するからこそ経過措置で批判をかわそうとしています。

「複数税率の下で適正な課税をするため」という政府の説明に、「いまでもすでに複数税率だが適正な課税でないのか」と問うと、「より適正にする」と財務大臣。

誰も得をしないこの制度は、やはりやめるべきです。