県知事選、県議選を控える島根県松江市と出雲市でお話ししました。知事候補のむこせ慎一さん、日本共産党の尾村としなりさん（松江市）と大国陽介さん（出雲市）とともに訴えました。

オール与党の県議会で、2議席の日本共産党が正面から論戦に挑んでいます。

子ども医療費助成と放課後児童クラブの拡充のために、国より踏み込んで実施してきた少人数学級を後退させました。子育て施策のためといい教育予算を削る、こんなことを続けては、子育ても教育も全体として前進していかないことになってしまいます。

少人数学級を後退させるなと求める署名を紹介し声を届けてきたのがお二人の議席。

島根原発2号機の再稼働を知事が容認。

全国で唯一、県都に立地する原発で30キロ圏46万人の避難はもちろん容易ではありません。

ちょうど今朝の山陰中央新報は一面で、原発運転期間延長の政府方針に反対が7割との全国の世論調査を報じていました。知事が「県民の理解や合意が大事」というのなら、理解や合意のないまま進めるべきではありません。

島根県といえば島根1区選出の細野博之衆院議長。統一協会との癒着について説明する議院運営委員会の質疑は非公開。「これからもがんばる」といいますが、解明もままならずこの先もがんばっていただいては困ります。

自民党の島根県連は、地方議員について統一協会との接点の確認や関係断絶の意思表明を求めることはしないといいます。いわく、「島根では選挙に影響しないから」ーー癒着を断ち切るとすら言えない政治に、審判を下す選挙に。

写真は松江から出雲市へ移動する道中、宍道湖の眺め。今日の島根県は終日快晴でした。