2023年5月23日
G7 広島サミットについて質問しました
外交防衛委員会でG7 広島サミットについて質問しました。
成果文書とされる首脳コミュニケや「広島ビジョン」は中国、ロシアの核政策は批判する一方、G7側の核兵器は「防衛目的」「侵略抑止」と正当化。政府が核軍縮の「現実的な選択」というNPT6条に定める核軍縮義務についても、中ロには求めG7側の義務は述べていません。
総じて、核保有国に廃絶を求めていないことが大問題です。「被爆地が踏みにじられた」と憤りの声が上がるのは当然のこと。
林大臣はいろいろ言い繕うものの、文書に書かれていない以上全く説得力がありません。
なお、G7首脳の原爆資料館を訪問したり被爆者の話を聞いたりしたことがクローズアップされますが、なぜか非公開。「事前に準備、調整するなかで非公開とした」といいますが、説明になっていません。
被爆地の政治利用にほかならない。