2023年5月30日
「軍拡財源法案」の質疑に立ちました
財政金融、外交防衛の連合審査会で「軍拡財源法案」の質疑に立ちました。
安保3文書の閣議決定に先立ち、防衛省は内閣法制局に意見照会。法制局の回答は「意見なし」というだけでした。
法律問題について意見を述べる役割を持ちながら、敵基地攻撃能力の保有は「憲法の趣旨に反する」という国会答弁との関係すら検討していないことが明らかに。
また、しんぶん赤旗・日曜版がスクープで報じた防衛省の資料には、敵基地攻撃能力の行使をあらゆる段階で日米一体に進めるサイクル状の図があることも指摘。計画立案、目標分担、火力発揮(攻撃)、戦果の確認と情報分析ーー米側の情報に依存し、際限なく攻撃を続けることになりかねません。
最後に財務大臣に尋ねました。
こうした大軍拡を、憲法解釈との整合性も検討せず進めていることをご存知かーー「つまびらかでない」と財務大臣。軍部の独走を止められず侵略戦争に突き進んだ戦前のようではないか。