2023年6月20日
完全賠償と原発ゼロへ、諦めず粘り強く
昨年6月17日、福島原発事故の被害賠償を求める4つの裁判で最高裁が国の責任を否定する判決を出してから1年。この間国会では、最高裁判決を乗り越えようとたたかう訴訟団の集会が相次いでとりくまれています。
今日は東京訴訟の控訴審期日を受けた院内集会。結審の予定でしたが国が直前になって反論を申し出て次回に持ち越しとなったそうです。最高裁判決の論点とされていない国の責任にかかわる問題もあり、国が完全に免責されたわけではありません。
避難指示区域の内外で被害賠償に大きな差をつけることの合理性も問われます。
原発事故の責任を免れようとする政府が、再稼働、延命、新増設へ、原発回帰の大転換を進めています。完全賠償と原発ゼロへ、諦めず粘り強く!