2023年7月26日
陸上自衛隊の立川駐屯地を訪れました
25日、陸上自衛隊の立川駐屯地を訪れました。
ヘリの体験搭乗が土日祝日も行われ、騒音に批判や苦情が寄せられています。2018年に宮本徹さんが国会でとりあげ防衛大臣が「適切に配慮する」と答弁。翌年度から大幅に回数が減り、コロナが広がった20年、21年は年に30回程度に。しかし昨年は再び増加し70回。コロナでできなかった分を取り戻すと言わんばかり。
休日は飛行中止日とするという立川基地開設時の事前合意を守るべきだと指摘が相次ぎました。
ヘリモードと固定翼モードの転換を市街地上空でも行っており不安の声が出ています。防衛省は、米軍機については敷地上空での転換を求めているのに(米軍は守っていませんが)、なぜ自衛隊機はそうしないのか。「安全に着陸するため」といいますが、ならば米軍機には安全でない運航を求めているのか。
矛盾だらけのなか、米軍が昨年6月のカリフォルニアで起きた事故の報告書を発表。「内容の詳細を確認中」といい、自衛隊のオスプレイも飛行を止めたそうです。
昨年の事故後、クラッチの不具合が原因と指摘され、米空軍は一時飛行を止めましたが自衛隊は続けました。構造的な欠陥が疑われるときにまともな対応をせず、報告書が出て慌てて飛行停止とは、安全性への認識は乏しい。
ところで、この日はわざわざ駐屯地に出向き話を聞くことにしたのですが、対応したのはすべて本省の職員で駐屯地の職員が対応したのは基地内の送迎のみ。体験搭乗の受入れなど現状を知るはずの司令官とは、挨拶することもできず。以前に宮本さんが訪れた際は違ったようなのですが。
宮本徹衆院議員、吉良よし子参院議員、尾崎あや子都議、周辺市の市議会議員のみなさんとご一緒しました。