2023年9月4日
オスプレイは直ちに飛行停止を
8月14日に飛行を再開した陸上自衛隊のオスプレイについて、防衛省に説明を求めました。
昨年、米海兵隊のオスプレイが墜落した事故がクラッチ不具合によるものとの報告書が出たのを受けて、「精査が必要」なため飛行を停めているというのが、一か月前の説明でした。ところが、なにを精査したのかと聞いても明確な答えはありません。
「米側の説明」を根拠に、飛行時間800時間以上の機体で部品を交換すればクラッチの不具合による事故は「99%以上低減できる」と言いますが、これも詳しい説明はありません。
米軍オスプレイは日本でもクラッチ不具合の「疑い事例」が一件あったとしており、一か月前のレクで「事実確認中」としていましたが、今日に至るも「事実確認中」と繰り返すばかり。
8月27日にはオーストラリアで米海兵隊オスプレイが墜落する死亡事故も起きました。事故の原因はもとより、その詳細も「米側に確認中」の一点張り。
わかっていないことの方が多いのに、なぜ米側の「安全」という説明だけは確かだといえるのか。米軍、自衛隊とも、オスプレイは直ちに飛行を停止すべきです。