2023年12月1日
米空軍オスプレイの墜落事故 防衛省から説明を受けました
米空軍オスプレイの墜落事故を受けて、横田基地周辺自治体の地方議員や住民のみなさんと防衛省から説明を受けました。
米軍は墜落事故後もオスプレイの飛行を継続しており、そのことを防衛省も承知しているといいます。
その米側は、「日本から公式に飛行停止の要請を受けたことはない」といいます。昨日の国会会議録をよく読むと、岸田首相から防衛省に対しては「一時的な飛行停止を含め検討」を指示していますが、防衛省が米側に求めたのは「飛行の安全性を確認してから飛行するよう要請」であって、「飛行停止」は言葉として伝えていないといいます。
それ自体が大問題ですが、ではいま飛んでいるオスプレイは飛行の安全性を確認できたのか。
防衛大臣は、「飛行安全の十分な説明がない中、オスプレイの飛行が行われていることについては、私自身懸念を有している」と会見で述べました。
日本側の要請は完全に無視され、防衛省が安全を確認できないまま運用が続いているということに。それに抗議すらせず、「懸念」などと悠長に述べる。
重大な事故が起きても米側になにも言えない日本政府。これが「日本外交の基軸」と称する日米同盟の実態にほかならない。