2023年12月22日
予算委員会理事懇談会が開かれました
衆参の予算委員会理事懇談会が開かれました。予備費の閣議決定を受け説明を求めるもの。今回の予備費支出は、「住民税非課税世帯への7万円給付」と「所得税4万円減税」の「はざま」に手当するもの。
憲法87条で、予備費は「予見し難い予算の不足に充てるため」とされます。今回の「予見し難い予算の不足」とはなにか。「はざま」は当初から指摘されており、手当もせず補正予算案を出したのは政府の怠慢にほかなりません。政府のうっかりを、その都度予備費で勝手に穴埋めするのでは、財政民主主義は骨抜きです。改めるべきと求めました。
後半は、野党からパーティー券裏金事件をめぐり閉会中審査を要求。証人喚問も実施すべきと求めました。
閉会後に事態が大きく動いています。閉会中審査について、各党の認識も問いました。
これに対して自民は「持ち帰り検討したい」と及び腰、自民と「同じ穴のムジナと見られたくない」と述べていた公明は「改革案をまとめるので常会でやるべき」と同じく消極的。国会は、役割を果たさなければなりません。