高田馬場で行われたニューイヤー脱原発デモに参加しました。福島原発事故後、西武線沿線のみなさんが呼びかけ、今年で12回目です。

能登半島地震では、北陸電力志賀原発で不具合やトラブルが多発し、しかも正確な情報が伝えられない事態が起きました。

原発の耐震性は、「既往最大」＝その地域で過去観測された最大の地震を基準に定められます。志賀原発の場合、2007年の地震が基準で加速度1000ガルに引き上げたとされます。しかし、今回同じ志賀町内で2826ガルを観測（熊本地震は1791ガル、東日本大震災は2934ガル）。少し間違えば、地震動に原子炉が耐えられなかった可能性があります。往々にして「想定外」の災害に見舞われます。「既往最大」の範囲内でよしとする審査でよいのかも問われます。

沿道でチラシを手にとる方も多数おられました。声を上げることは大事だと改めて感じます。