自民党派閥の裏金事件をめぐり、予算委員会で質問しました。

なにより解明が求められます。岸田首相は関係者にヒアリングをするといいますが、「秘書に任せていた」など安倍派幹部がすでに言い分を垂れ流している以上、聞き取りだけでは同じ結果になってしまうでしょう。書類やデータなど事実を洗いざらい明らかにすべきです。

岸田派でも「ゆるやかな努力目標」などといいノルマとキックバックがあることを認めました。岸田派はバック分を収支報告書に記載していますが、書いていればいいということではありません。パーティーを隠れ蓑に、規制される寄附を大々的に受け取ってきたことになります。

岸田派の収入の8割がパーティー券収入、支出の6割は所属議員への環流ーー政策集団どころか、集金システムが実態ではないか。

政党助成金をつくる代わりに企業・団体献金は禁止といっていたはずが、30年経って現実はどうか。この間、自民党に交付された政党助成金総額は4400億円、政党と政党支部への企業・団体献金は温存し、パーティー券購入の抜け道も用意し、さらに裏金づくりまでシステム化ーー国民に対する二重三重の裏切りです。