2024年2月6日
2日目は石垣島に
予算委員会の委員派遣、2日目の今日は石垣島に渡り、昨年3月、反対の声をよそに開設された陸上自衛隊石垣駐屯地を訪れました。私は昨年夏に調査で来ましたが、中に入るのは初めてです。
12式地対艦誘導弾などが収められた弾薬庫(自衛隊は「火薬庫」と呼びます)は、3つから4つに増設工事中でした。敵基地攻撃能力となる長射程ミサイルも配備できるのかと尋ねると、「いまの火薬庫はいまあるものに対応する仕様になっている」といい、将来配備する場合には改修を要するという口ぶりでした。
当初計画の施設がまだ工事中ですが、来年度予算では早くも敷地を拡張するための用地買収を計画しています。2枚目の写真の中央奥、茂みになっている部分に訓練場をつくる計画だといいます。これによる隊員数の増加はないとのことでしたが、米軍との共同訓練に使う可能性もあり得ます。
国会からの派遣では基地の軍事的機能というより隊員の生活に関する施設を案内する方に重点が置かれているようで、敷地内の体育館や食堂、土産物屋などを見ることがあります。
3枚目は「駐屯地で唯一お酒が飲める場所」で、バーです。大勢の米兵が集まった写真があったので、よく来るのかと尋ねると、「いえ、そんなことはありません」としつつ、昨年秋の合同軍事演習「レゾリュート・ドラゴン23」が終わった慰労会とのこと。
その後、竹富町役場(町外の石垣市に役所があります)、石垣市役所で懇談し、帰途に就きました。
機窓から、珊瑚礁とそれにぶつかる白波が見えました。
基地をつくりミサイルを配備すれば、格好の標的となります。軍拡ありきは改めるべきです