2018年10月20日
西日本豪雨災害の調査で広島県を訪ねました
18日~19日、日本共産党国土交通部会の西日本豪雨災害調査で広島県へ。宮本岳志衆院議員と大平よしのぶ前衆院議員とともに、海田町、広島市安芸区矢野の土砂被災現場をまわると、道々でご自宅の回復作業をされている住民のみなさんから切実なご要望を伺いました。
広島県と懇談し、土砂災害危険区域の周知徹底を引き続き行うことを求めました。政府の重要インフラ緊急点検の作業についてたずねると、すでに災害対応で追われているのに、さらに業務が追加されたことは相当苦しいという意見が出されました。
背丈を超える大きさの岩が土石流とともに住宅地を襲う。地質学の専門家に聞くと、近くには大昔の土砂災害によると思われる岩も。鬼真砂と呼ばれる脆い土。上へ上へと進められた宅地開発はその土地の特性を踏まえたものといえるのか。応急措置とともに抜本的な対策が必要です。
JR西日本広島支社を訪れ、西日本豪雨災害の被災状況と復旧の見通しについて懇談。芸備線の運休区間について路線の廃止や上下分離方式での復旧という選択肢があり得るのかとたずねたところ、社の方針として、災害を理由に廃線にすることはないとの回答が。その後、国労広島地本と懇談しました。