2024年3月3日
異例の土曜日 予算案の衆院通過を強行
異例の土曜日に国会を開き予算案の衆院通過を強行。だからといって参議院で月曜日から審議入りする必然性は全くなく、参議院の与野党間では月曜日に理事懇を開き火曜日の審議入りで概ね了解していました。ところが金曜日の深夜に自民党が巻き返し、無理矢理参議院で月曜日からの審議入りを押し込んできました。
そのための予算委員会理事懇談会。与党筆頭理事は「お詫び」を述べつつ、「ひとえに私の責任」などと言い、「被災地のため、国民のため1分1秒も無駄にできないという思いで」と理由を言いました。混乱をもたらした原因は自民党の裏金事件であり、政倫審に出席した岸田首相が自分のメンツのために予算の年度内自然成立にこだわったことが背景ですが、まるで関係ないかのよう。
集中審議を含め、質疑時間を十分確保し、野党が求める資料の提出や参考人招致、証人喚問についても真摯に対応するよう求めました。