2024年3月8日
外環道工事における住民監視問題
しんぶん赤旗日曜版(3/10,17合併号)が報じた、外環道工事における住民監視問題で、国交省とNEXCO東日本に説明を求めました。受注者である鹿島JVが地域住民やマスコミを日常的に監視し、盗撮し、チャットグループで情報交換していたもの。
今日は鹿島の出席も求めていましたが、「民間企業だから」との理由でNEXCOと国交省が対応するといいひとまず了承しました。
ところが冒頭から、事実関係を聞いても「鹿島が確認中」と繰り返すのみ。
ではこのような監視や盗撮の事実を国交省やNEXCOは以前から知っていたのか。これにもはじめは答えようとせず、繰り返し尋ねてようやく「取材で知った」と発言。
ならば仮に事実なら許されないではないかと問うと、「確認中なので答えは控える」などと逃げる姿勢。一般論として公共工事でこんなことが日常的に行われているのかと問えば、「地域の方の理解を得るため丁寧に対応することが必要」などと、まるで丁寧に盗撮しているかのよう。
監視され、盗撮されてきたのは、外環道工事による陥没、空洞で地盤補修が必要となった地域の住民であり、被害者です。本来必要な謝罪もなく、迷惑をかけた上に、揶揄するような言葉を使って監視するとは。
確認の上で、来週もう一度説明を受けることとしました。