羽田空港にかかわる二つの院内集会に出席しました。

午前中は「羽田低空飛行見直しのための議員連盟」に住民のみなさんと。

国交省が設置した新ルート固定化回避の検討会は、1年8ヶ月にわたり開かれていません。 「安全性の検証が必要」といいますが、そんなに危険な方法なら「固定化回避」のためには使えないのではないか。何がネックとなっているのかも説明がありません。むしろ現在の低空飛行ルートを「固定化」する検討会となっているのではないか。

夜は1月に起きた羽田空港衝突事故を振り返る緊急院内集会。

管制官、パイロット、客室乗務員など関係するそれぞれの現場から発言がありました。事故は、客室乗務員の活躍もあり乗客には一人の死者も出しませんでした。その奇跡的な結果を、それでよしとして済ませるわけにはいきません。ミスや間違いは起こりうることを前提に、深刻な事故をどう防ぐかが問われています。現場の経験を十分反映させる対策となるよう、国会審議でも求めていきたい。