2016年9月3日
くらしを破壊する道路建設にストップを
2日、東京の道路建設に反対する各地の方と懇談。現場の実態、裁判を含む運動の状況をうかがいました。
地権者を含め声を上げ、のぼりを立てるなど一帯でノーを突きつけている地域、駅前での署名がかつてない規模で集まっているという地域など、計画される路線ごとに様子が語られます。現場の声が高まっているところほど、行政や議会の対応を慎重なものに変えさせているように思いました。
この道路建設、戦災復興のために70年前につくられた計画に基づくもの。都は大規模火災の際の延焼遮断帯として整備するといいますが、そもそも近くに広い道路があるなど矛盾がある路線も。
住民に立ち退きを迫り、商店街を分断するなど問題だらけの道路建設を、地元合意を得る努力すらなく進めようという姿勢。
くらしのための税金を、くらしの破壊に使ってよいのかが問われています。