2016年9月20日
野党共闘のさらなる発展を
今日から日本共産党の中央委員会総会というのが開かれており、私も傍聴しました。
参院選の教訓、総選挙に向けた提起、国際問題、秋のたたかいに向けた情勢など幹部会からの報告があり、これを受けた討論が行われています。
引用した記事にもあるとおり、衆院選に向けても野党共闘について各党への協議を呼びかける内容も。
記事では省略されていますが、幹部会報告では「政党間の共闘とはそもそも何なのか」についての見解も示していました。綱領や理念、政策の違う党とは一緒にできないという主張に対して、綱領、理念、政策が一緒なら同じ政党になるのであって、これらが違うからこそ一致する点での共闘に意味がある、政党間の「共闘」と「合同」とは全く違うのだという指摘です。
野党共闘を「野合」と批判する安倍政権ですら、自民党は理念も政策も違うはずの公明党と連立を組んでいます。
立憲主義と民主主義を破壊する、異次元の異常さをもつ安倍政権に対して、これに代わる政権をつくるために政策の違う野党が一致する点で共闘するーーなんらおかしいことではないし、いま多くの市民が求めていることでもある。
参院選と異なり、直接政権選択につながる総選挙で、政治を変える本気度が各党に問われていると感じます。