臨時国会が開会。お昼休みには総がかり行動が議員会館前でアピール。野党4党と参院会派の「沖縄の風」からそれぞれ代表してスピーチし、安倍暴走政治と野党共闘でたたかう決意が語られました。
参院選後、初めての本格的な論戦が行われる国会で、新人の私にとっても初めての経験が続きます。
今日は本会議で安倍首相の所信表明演説と麻生財務大臣の財政演説。首相の演説は、聞いていて虚しくなるほど中身がない。オリンピックの話や、農業に従事する若者の話など、表面的に具体的な話をし、それが政策論とは全く結びつかない。
本会議場が一番ざわついたのは、沖縄に言及したときだったように思います。高江のオスプレイパッド建設と引き換えに、北部訓練場の半分が返還されることを「基地負担軽減」と誇らしげに語る。しかしそれは、沖縄が望まない新たな基地を押し付けて実現しようとするもの。本当に負担軽減なら、なぜ毎日多くの人が抗議のために集まり声をあげているのか、なぜ数百人もの警察官を動員して暴力的に人々を排除するのか。私も聞いていて、怒りに震える思いでした。そして安保法制=戦争法のことは一言も語らない。
なお衆議院では、自衛隊員らに敬意を表そうと呼びかけた演説中の安倍首相に対して、自民党議員が総立ちで拍手するという、異様な光景が展開されたようです。
この所信表明演説に対する各党の代表質問が、明日から始まります。続いて補正予算の審議があり、その後各常任委員会での大臣所信表明、それに対する各党の質問と進みます。
私も初質問に向けて、準備に取り組んでいます!