14日、議員会館で開かれた「自民党改憲草案を考える超党派の議員と市民の勉強会」にて、早稲田大学の水島朝穂さんのお話を聞きました。
半年ほどドイツで研究され戻ったばかりとのことでしたが、そのドイツと日本に共通する、憲法と「防衛」にかかわる変遷をうかがいました。
西側諸国の支配下となった西ドイツ。首都をボンに置き、米英仏の介入を受けつつ憲法を制定した歴史、防衛軍を設置した憲法改正、デタントと呼ばれる緊張緩和の時期に非常事態条項を設けたのはなぜなのか、1994年の憲法裁判所判決を契機にNATO域外派兵を認めるに至った経緯の見方、安倍政権と共通する解釈改憲の政治など、初めて知る話がたくさんあり勉強になりました。
水島先生には、私自身ロースクールで憲法を教わったということもあり、ぜひまたお話をうかがいたいと思っていました。久しぶりの再会がこういう形で実現するとは!
この勉強会、福島みずほさんにお声がけいただき、私も呼びかけ人の一人になっています。
次回は10月26日(水)午後5時半から、永井幸寿弁護士に緊急事態条項についてお話いただく予定です。場所は同じく参議院議員会館。ご興味のある方はぜひご参加ください。