いよいよ通常国会が開会しました。
安倍首相の施政方針演説を聞くが、中身がない。安保法制を実施段階に進めた南スーダン派兵については、自衛隊員がグラウンドを整備したと得意げに話すばかりで、駆けつけ警護など憲法違反の危険な任務を負わせたことに何の言及もない。沖縄、原発、経済をめぐっても、相変わらず事実を語らず本音を隠した不誠実極まる姿勢があります。
共謀罪、名ばかり「働き方改革」に社会保障の改悪、軍事予算と大型開発優先、憲法改悪…暴走街道まっしぐらの安倍政権を、退陣へと追い込む国会に!
時折雪も混じる寒さのなか、多くの方が駆けつけてくださいました。総がかり行動による議員会館前行動では、「立憲野党」があいさつ。これが国会初日の恒例になったというのが、この間の大きな変化だと思います。
ところで今度の国会から、日本のこころを大切にする党が自民党と統一会派を組むことになり、参院では「自民党・こころ」を名乗っています。もはや自民党との一体化はあまりにも明らか。
その影響で会派構成が変わり、共産党に関しては議院運営委員が1人から2人に増えました。いままで仁比さんが理事として一人で担当してきましたが、増えた委員になんと私がなることに!共産党の議運委員が2人になるのは、2004年以来とのこと。委員が出せずオブザーバー参加しかできない時期もあったそうで、仁比さんいわく「感慨深い」と。
新たな任務には緊張もしますが、国会の動きを俯瞰するとともにめちゃくちゃな国会運営を繰り返す安倍政権をしっかり監視し、役割を果たしていきたい。