15日夕、新宿西口で共謀罪の国会への提出阻止をと呼びかける宣伝を行いました。
少しずつ日の入が遅くなってきた東京。5時に開始したころは明るかったものの、終わるとすっかり日暮れに。
副委員長の山下よしきさんと街頭で訴えるのは、初めての経験。大阪では当たり前なんだと思いますが、関西弁での訴えが新鮮!「共謀罪はアカンという世論を広げよう」
「パワハラ上司に制裁を」と雑談、「原発反対のデモで道をいっぱいに」と相談、いずれも、実際に行動に移さなくても、犯罪行為の「計画」だといって罪に問われうる。メールやラインも監視の対象ーー「テロ等準備罪」といわれると遠い話に聞こえてしまう。共謀罪でどうなるかという具体的な話が、わかりやすかったです。
都議の曽根はじめさんから、地元北区で秘密保護法の強行以来続いている運動が紹介されるとともに、都議会での豊洲移転問題で百条委員会の開催を迫る都議団の活躍も語られました。
私も、この間の国会で明らかになってきた共謀罪をめぐる論理破綻を訴えました。
テロ対策だ、共謀罪がなければオリンピックも開けないと言いますが、オリンピックはテロの対象となるような危険なものか。平和の祭典をいたずらにテロと結びつけ、恐怖を煽るやり方には裏があります。
安倍政権の4年あまり、秘密保護法、集団的自衛権の行使容認、安保法制=戦争法、自衛隊に駆け付け警護、盗聴法をつくり今度は共謀罪。毎年重ねてきた暴挙は、戦争する国づくりの企みにほかならない。そのさらなる環境整備としての共謀罪、ここで終わらせることがぜひとも必要です。