ODA調査5日目は、乗継ぎも兼ねてシンガポールへ。赤道近くの大都会に、なんだか慣れない思いがします。
一人当たり国民総生産は日本を大きく上回り、住宅供給を国として保障し、基本的に豊かな国だといいます。もっとも、6世帯に一つが年収1億円を超える一方、「3K」をはじめ安い仕事をするのは外国人労働者ばかり。格差は想像を絶するものがあります。

今日の予定は、大使公邸でのブリーフィング、シンガポール外務省との懇談、現地の日本企業のみなさんとの意見交換。対シンガポールのODAはすでに終了しており、現在は日本とシンガポールが共同で第三国に対して技術支援を行うプログラムが進められ、その様子をうかがいました。外務省のみなさんが、小さい国だけに他国への支援が重要だと強調されていたのが印象的。

実質わずか半日の滞在ですが濃い内容でした。街の様子を見る時間がなかったのは残念。
ほとんど写真を撮る間もなく、次なる目的地ミャンマーはヤンゴンへ。