共謀罪の新設阻止を求め、国会前抗議が取り組まれました。共謀罪NO!実行委員会と、総がかり行動実行委員会の共催。
スピーチするみなさんが口々に語っていたのは、共謀罪の賛否を問う世論調査で反対が賛成を上回ったこと。例えば共同通信の先週末の調査では、反対が45.5%、賛成は33.0%。1月の調査では賛成42.6%、反対40.7%だったのが逆転。男性より女性で反対の割合がより多かったという調査もあります。
そういうなかで今日を迎えた。
国会からは、民進党の逢坂誠二さん、共産党から山下芳生さん、藤野保史さん、仁比聡平さんと私、社民党は福島みずほさんが参加。野党がそろって国会前で訴えるのも、大事な到達だと思います。答弁が迷走し、答弁にならない答弁を繰り返す金田法務大臣の下で、「テロ等準備罪」などと本質を偽り悪法を通そうとする安倍政権への不審感が、広がりつつあります。
一方で自民党は、共謀罪法案について党内手続きを終えたとのこと。公明党も関係する部会で承認。「テロ対策なのに『テロ』の文字がないじゃないか!」と焦っていた自公のみなさん、「テロリズム集団その他の」と入ったので満足したのだろうか。大丈夫、国民を欺き通せると踏んだのだろうか。だとすれば、あまりにも国民を馬鹿にした話ではないか。
(朝日新聞デジタルより)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170314-00000043-asahi-pol
写真は、スピーチするえん罪・布川事件の桜井昌司さん。