都議選は、自民党が過去最低議席を大幅に更新する歴史的な結果に。
一夜明けて、19名の新たな共産党都議団が並び新宿で街頭宣伝。あの4年前の17人を上回るとは!
自民党の大敗は、どう見ても安倍政権そのものに対する都民の審判。国政でも都政でも、今度ばかりは自民党NOという声にほかならない。
自民党が減らし、都民ファーストが大幅に増やし、そのなかで共産党が19議席へと前進したのは、どんな風でも決してブレない共産党の姿が伝わってきたのではないかと思います。僅差で勝ったところも惜しくも逃したところも、最後の議席を自民党と競り合い互角のたたかい。最終盤にかけての街の反応ーー「いまの自民党はだめだ、今度は共産党に」といういくつもの声は、都民ファーストを選ばなかった方々に広がった共通の思いだったと改めてわかります。
私も各地の応援に入るなかで、短い選挙期間中に街の空気が変わるのを感じていました。安倍政権への怒りは強い。その一部は共産党への共感となり、多くは都民ファーストへの期待として現れた。
この先、都民ファーストの本質的には自公政治と同じ中身に衣を着せた政治を、都政の場でいかにただしていくか、そして国政でこの流れを市民と野党の共同という受け皿につなげていくか。今年中にも憲法改悪案の国会提出をという安倍首相の野望は、なんとしても破りたい。
街頭演説で志位さんは、①直ちに臨時国会の開会を、②稲田防衛大臣の罷免を、③憲法改悪の中止をと求め、都議選の結果を受けて直ちに衆議院の解散をと訴えた。そうだ、次は総選挙!
最後に、当選はできなかったけれど、中野の浦野さとみさん、文京の福手ゆう子さん、日野の中野あきとさん、あるいは大健闘した墨田の伊藤大気さんなど、候補者のみなさんは、一緒に訴えていてワクワクしました。寄せられた期待を、ぜひ今後につなげていただき、これからもともにがんばりたい。