日本共産党の国土交通部会で、愛媛県四国中央市、三島川之江港の調査にうかがいました。
大王製紙と丸住製紙のための港。チップや古紙など、製紙業の原料を輸入し、港の敷地内で製品化、国内外に発送しています。
今日は港湾労働者の組合にお話をうかがった後、三島川之江港を視察し、四国中央市の共産党市議団のみなさんから様子を教えていただきました。
三島川之江港は、2005年に港湾運送事業法の指定港とすることを国交省が決めましたが、今日に至るまで地元の同意が得られないとして指定されていません。指定港の指定は、一定規模以上の港について、事業法の下で重層下請けを禁止するなど港湾労働者の権利確保のために求められています。
訪れた港湾は取り付け道路も整備され、コンテナ船が発着する岸壁や倉庫など市や国の事業として公金が投入されています。製紙業の原料であるチップを満載した船が印象的でした。ちなみに、港にそびえる大王製紙の煙突は「エリエール」というのだとか。